チワワ仔犬成長記録_vol.6_妻の奮闘記

2日程前で産後1ヶ月となったチワワの仔犬達ですが、ケージから脱走し、4匹でじゃれる事が多くなってきました。

ケージの扉を閉めてしまうと、ミント（母犬）が出入り出来なくて、子犬達の便や尿を処理できなく（母犬が食べて処理してくれる）なってしまいます。

子犬達も本能で自分達の寝床では排便、排尿をしたくないらしく、時々扉を閉めていると、少しですが足でカリカリと扉を触り、開けてアピールをします。それをミントが気付くと、今度はミントがカリカリカリと私達に開けてサインを出してくれます。

チワワの仔犬の動画①（2015年12月14日）｜ちわわの子犬の動画②（2015年12月14日）

子犬達が元気なのは良い事ですが、妻は大変です。

仔犬が産まれた当日の夜から、ケージのあるリビングのソファーで毎日寝ています。ソファーのレイアウトもケージが見やすいように、昼間一人でレイアウトを変えてくれました。
母犬のミントは出産の日から2週間近く、物凄い下痢が続き（授乳後に子犬達のお尻の周りを舐め、便と尿を自分が食べて処理してくれる為、お腹が下ってしまう）、1日に多分15回以上、夜中中何回も「これからウンチをするよ」と教え、妻を起こします。

ロングコートのミントは、出産前にお尻の周りの毛を短く切りましたが、それでも下った便はお尻の周りに付きまくってしまいます。1回ウンチをする為に何回もトイレットペーパーとウェッティーで綺麗に拭いてあげなくてはなりません。

最初は量販店で売られている「流せるペーパー」を使用していましたが、あまりにも直ぐなくなるので、人間用のトイレットペーパーに変えました。ウェッティーは今でも半端じゃなく早く無くなります。
せめてもの救いは、今からウンチをする事を足で我々を引っ掻いて教えてくれた事です。

トイレシートも通常の便ではシートにこびりつく事も殆どなく、軽く1回拭けば済みますが、この下痢の日々はねっとりというかべっちょりというか、粘度のある便がずっと出ていましたので、1回毎にシートが物凄く汚れます。綺麗に拭きとるのは無理です。

その他、出産は獣医の先生の手で、自宅で行う事が出来ましたが、その際「暫くは兎に角部屋を暖かくしていてください。あと、レンジで温めるジェル状のカイロがありますから、それの大きいサイズを買って使用してください。」と念をおされましたので、暖房を殆ど付けっぱなしで過ごしています。

その為、我々飼い主の方は、あまりにもの暑さで気分が悪くなる時もあります。夜中もリビングで寝ている妻は暑くて具合が悪くなってしまいます。タイマーで1時間半とか、暖房を切っても、その間は必ずジェル状のカイロを2個温めて、ケージに入れておいてあげなくてはなりません。
このカイロは、片面温めるのにレンジで3分ですので、両面2個で12分かかります。この間はいやでも起きていなければなりません。そしてやっと寝れると思ったら、今度はミントが「ウンチしたい」の合図です。その後今度こそやっと寝れると思い、熟睡し始めると、暖房のタイマーが入り、部屋はサウナ状態で寝れなくなります。

何かにとりつかれた様に一挙に書きましたが、出産から1ヶ月、妻は通常の睡眠が全くとれない状態で仔犬たちの面倒を見てくれています。昼間は家事の合間に横になりますが、何だかんだで数時間寝続けるのは無理です。私も休みの前夜は1回か2回、妻に代わりリビングで寝ましたが、0時頃横になっても6時位迄の間に、少なくても5回は起きて何かをしますので、体は殆ど休まりません。それに加え暑くて目が数十分に1度は覚めてしまいます。思わず短パンとTシャツで布団は何もかけずに寝ました(笑)それで何とかしのげた感じです。
妻はこれを1ヶ月以上続けていますので、体調が心配でしかたありません。

こんな感じで、私は仕事から帰ってきて、「可愛い、可愛い。昨日よりも大きくなったね」なんて言いながら喜んでいればいいですが、24時間付きっきりでミントの手助けをしている妻には頭が下がります。これでも下げています。妻に言わせれば、下がり方が足りないようですが。。

私も勿論仔犬たちは可愛くてしかたありませんが、「妻の思い入れには敵わないんだな」と思う今日この頃です。