2018年3月1日木曜日

あたりまえの日々にある幸せ

ミントが重病になり、救急病院で約一週間入院しました。

元気のない症状が出始めてから数日で全く動けなくなり、食事も水も殆ど摂れない状態でした。

普段お世話になっている先生に、夜間MRIがとれる病院を手配していただき、私は仕事中だった為妻が一人で連れて行きましたが、MRIを撮った先生からは、「最悪、今日明日で亡くなるのを覚悟してください。」との診察結果でした。

6日ほど入院しましたが、この病気は完治の事例が少なく、数日で亡くなってしまう場合もあるとの事。普段お世話になっている先生からは、「数年間生きられている子もいるので、前向きに治療していきましょう」と、励ましの言葉をいただきました。

今日で退院して4日目になりますが、体調は良さそうです。

ミントが入院してから数日間、こんなに悲し事があるのかと、そしてこれからの人生の殆どの涙を流しきってしまったんじゃないかと思う程泣きました。

家族で経営している会社なので、事務所に一人でいる時間も多い私は、ミントの事が頭から離れず、一日中泣くのを我慢している感じで仕事も手につきませんでした。少しでも気を緩めると涙が溢れて止まりませんした。

それはお客さんからの問い合わせの電話を受けてる時も、時には面と向かってお客様さんと話をしている時でも、ふとした瞬間に涙が出そうになりました。

少しでも体を動かして気を紛らわしたくて、事務の間にトイレの床を拭いたり換気扇の蓋を掃除したり、普段しない場所を掃除したりして数日過ごしました。外の自販機に行く時に意識して階段駆け下りたり、駆け上ったり。。

ミントは今5歳です。あと10年近くは一緒に居れると思っていたので、今でもこの現状が夢であって覚めて欲しいと心から思います。勿論、これから何年も生きてくれるのを信じていますし、可能性が少なくても、完治してくれる望みは捨てていません。

入院して数日目に、仕事の休みをとり、ハッピーとプーマとララを公園に散歩に連れて行きました。ミントだけ居ない現状に胸が締め付けられる思いの時に、後ろを歩いていた妻が言いました。「あたりまえの毎日が幸せだったんだね。。」と。

散歩に出る前に、妻と、「ハッピー達の前では、泣いたり悲しい顔したりするのやめよう」と話したばかりだったので、私は泣くのを我慢しようとしましたが、どうしても我慢ができずに泣きながら歩きました。

サングラスをしていたし、前を向いたままだったので妻は気が付かなかったと思います。それに花粉の季節なので周りも涙拭ってっても気にならないでしょう。

本当、妻の言葉にその通りだと思いました。

救急病院の先生とスタッフの方に繋いでいただいた命。ミントが少しでも長生きできるよう、悔いの無いように目一杯の愛情で妻と力を合わせ、飼い主としての責任を全うしていきます。

下の写真は退院3日目の様子です。目力が発病の前に近づいてきました。
退院3日目のミント。抱っこで散歩の帰り道。
殆ど抱っこで、近所のお寺まで散歩にいきました。

立て続けに、、

※2月14日、ページ下部に追記 ---------------------------------------- いきなりですが、ここ最近よくない事が立て続けに起きてるんですよねー、、 普段、いい悪いかは別として、勝手に縁起が悪いと感じたものを身の回りから排除したり(笑)遠...